解決策

売却価格の確認方法

相場を調べる方法は？

一番簡単な方法は不動産会社に相談することです。また、最近では不動産サイトにて簡単な質問に答えるだけで不動産の価値が分かることもあります。3分～5分程度で査定価格が提示されるので一度試してみてはいかがでしょうか。

また、不動産会社に相談せずに自分自身で不動産の価格相場を調べることもできます。
〇地価公示価格
地価公示法に基づき国土交通省が公表している標準値1㎡あたりの価格指標です。地価公示価格が提示されている地点は全国で2万箇所以上存在しており、自身が売却したい不動産の近隣の地価公示価格を参考にすることでおおよその不動産相場を知ることができます。
〇基準値価格
各都道府県が公表する基準値1㎡あたりの価格指標です。基準値価格は、地価公示価格と違い公表時期や調査地点もが異なるため、相互補完するような役割をになっています。

リフォームして売却／更地にして土地を売る　どっちが得なの？

よくある疑問ですが、建物の状態や立地などによって左右されるため、どちらが良いとは一概には言えないのが現状です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、ご自身の状況に適した方法をご検討ください。

リフォームして売却する場合

〇リフォームするメリット
・内見に来た際に第一印象が良い
・購入後すぐに住めるので、買主が住むイメージをしやすい

〇リフォームするデメリット
・リフォーム費用を物件価格に上乗せできない場合が多い
・リフォームすることで買主の好みから外れてしまい、売れ残る可能性がある
・リフォーム工事中は売却活動ができない

更地にして売却する場合

〇更地にして売却するメリット
・建物が建っていない状態で売り出されるため、買主にとっては施工期間が短い
・買主が解体費用を負担する必要がないため、買いやすい物件として扱われる
・建物の瑕疵によるトラブルを避けることができる

〇更地にするデメリット
・土地の固定資産税が高くなる
・販売価格に加算するにしても、解体の費用負担が先にかかる

この記事の筆者

中電技術コンサルタント株式会社

大迫　光希

普段は、コンサルタントとして自治体の空き家対策を支援している。空き家以外にも、まちの防災計画に係る各種プランニングやワークショップ、公園などの設計・計画等に従事。趣味はサッカー観戦。

この記事は2022年12月27日に作成したものです。

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