解決策
ケース① 地方中心部の空き家の放置による損失
ケース①
          40歳で両親が他界、地方の中心部にある空き家を相続した。しかし自分は首都圏で暮らしており、なかなか実家のことを気にかけることができない。          
        
        【前提条件】
          ・土地の評価額:1,000万円
・建物の評価額:500万円
・実家の立地:広島市(都市計画区域内)
・自分の居住地:東京都内
        ・建物の評価額:500万円
・実家の立地:広島市(都市計画区域内)
・自分の居住地:東京都内
【試算パターン】
          ・①-1 相続後、50歳まで10年間実家を放置した場合
・①-2 相続後、すぐに売却した場合
・①-3 相続後、すぐに賃貸とした場合
        ・①-2 相続後、すぐに売却した場合
・①-3 相続後、すぐに賃貸とした場合
【試算結果】
        ①-1 相続後、50歳まで10年間実家を放置した場合
          下表のとおり、年間約34万円の維持費が発生。建物が劣化し、売却の機会も失う。          
        
        ①-2 相続後、すぐに売却した場合
          上記の表の維持費を払う必要がなくなり、売却による収入も得られる。          
        ①-3 相続後、すぐに賃貸とした場合
          下表のとおり、維持費のうち約20万円分を払う必要がなくなり、家賃収入も得られる。          
        
        
        【まとめ】
          ①-1~①-3の結果を比較すると、下図のようなイメージとなります。          
        
        
          ※本試算結果は一例です。立地等の条件により金額が異なります。          
        - 
        
この記事の筆者
中電技術コンサルタント株式会社
織田 恭平
技術⼠(建設部門)
普段は、コンサルタントとして自治体の空き家対策を支援している。空き家以外にも、都市計画・まちづくりに係る各種プランニングや、地⽅創⽣関連事業の企画・運営等に従事。 趣味はサイクリング。
この記事は2023年5月16日に作成したものです。
 
      ご相談・ご質問はこちら
      
        お家の未来に関すること 
        実家に関するお悩み 
        空き家に関するお困りごと